タナカシゲルの仮想通貨ブログ

仮想通貨ブロガー・投資家。IT→保険業界へ転身、保険系ブロックチェーンを中心に呟く。あとは個人的な雑記など。内容や更新頻度などは期待しないで。

ビットコインの分裂問題。ここまでの流れ全部書く

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ビットコインの分裂が大きく騒がれて久しいが今回はこの騒動の発端、今後はどうなっていくのかを順を追って見ていこう

 

 

 

ビットコイン分裂問題ってそもそも何なのよ?

 

仮想通貨の中心的役割を担っているビットコイン

 

今、ビットコインは様々な問題に直面している

 

取引時間の遅延

 

ビットコインの性能は利用者の爆発的な増加によって性能の限界を迎えている

 

その中でも特に問題とされてるのが取引時間

 

ビットコインは、ブロックチェーンという仕組みの上で動く関係上、時間あたりの取引回数に上限がある

 

おおよそ1秒あたり7回の送金が取引上の限界

 

この制約はビットコインが考案された当初から問題視され、世の中に普及していくうえで大きな課題になると認識されていた

 

手数料の増加

 

2017年の第1四半期だけで、取引手数料は155%増加している

 

ビットコインは手数料を上乗せすればするだけ優先的に送金処理が行われるためだ

 

Bitcoin Block Explorer - Blockchainのチャートを見れば一目瞭然

 

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各陣営の対立

 

取引時間や手数料の問題を解消するためにビットコインコミュニティではビットコインの性能を改善するための提案(スケーラビリティ問題)が複数登場している

 

話がうまくまとまれば何も問題は起きないがビットコインをめぐって今、2つの陣営が対立

 

一方は、コアと呼ばれる開発者らで、ビットコインのネットワークを構成するブロックのサイズを、現状の1MB(メガバイト)のまま維持することを望んでいる

 

もう一方は、ブロックサイズを拡大し、ネットワークを高速化することを望むマイナー

 

コア開発者とはビットコインのプロトコル(ビットコインの取引を処理するためのコンピューターの手続き)を作っている

 

マイナーとはビットコインの取引を記録する役割を担っており、「マイニング(採掘)」と呼ばれる作業を行うことにより報酬を得ている

 

ビットコインが中国人に乗っ取られる?

 

ただし、マイニングの成否は、ほとんど「ハッシュパワー」と呼ばれる計算力で決まってしまうために中国のアント・プールなど少数のマイナーによる寡占状態になっているのが現状だ

 

 ハッシュレート率1位のアント・プールは中国のマイニング機器のASICを販売するビットメイン(Bitmain)所有のマイニングプールであり、現在のビットコインネットワークの抱える問題の一つにもなっている

 

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ASICBoostは、ビットコインの仕様と、SHA-256関数のアルゴリズムの特徴を上手く使うことにより、計算コストを20~30%節約することができるという手法

 

マイナーがコア開発者の提案に反対していた真の理由は、コア開発者案が導入されると、この手法が使えなくなるため一部のマイナーの優位性が崩れるということだ

 

中国のマイニング施設

 

 

ビットコイン採掘の7割を中国が占め、元開発者が「実験は失敗だった」と表明する事態にまでなっている

 

ビットコインは暴落するのか?はたまた無価値になるのか?

 

実は既にこのビットコインの分裂問題によって暴落と暴騰が起こっている

 

一旦は7月16日付近で20万円台近くまで下がり続け、その後21日には30万円台まで戻している

 

 これは既に勃発しているコア開発者とマイナー各陣営の攻防から起こっている

 

ビットコインがどうなると分裂してしまうのかはかなりややこしい状態になっている

 

そこで、いつどのタイミングで何が起き、ビットコインはどうなってしまうのかをわかりやすく示した図が公開されているので見てみよう

 

www.coindesk.com

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分かりやすく補足を加えたものがこちら

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まず最善策として有望視されたのがコア開発者が提案した「SegWit」とよばれる仕様を追加すること

 

SegWitとは、ビットコインの送金機能の拡張を可能にする技術で、送金速度や送金コストを飛躍的に向上させる

 

しかし、マイナーらはこれに反対しハードフォーク(UAHF)を示唆

 

反対している理由はおそらくASICBoostが使えなくなるからだろうとの推測ができる

 

ハードフォークとは?

 

ハードフォークとは、互換性のないアップデートのこと

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中の□が「情報量」

外の□が「取り込めるブロックの大きさ」

 

「互換性がない」というところが重要なポイント

 

互換性がないので2つの通貨に別れるアップデートとなってしまう

 

ソフトフォークとは?

 

ハードフォークと違い、以前の通貨と「互換性がある」アップデート

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中の□が「情報量」

外の□が「取り込めるブロックの大きさ」

 

ハードフォークでは、「ブロックの大きさ」自体が大きくなっていたが、ソフトフォークではブロックの中にある「情報量」が圧縮され、たくさん格納できるようになっている

 

実は前述のSegWitはこちらのソフトフォーク(UASF)にあたるのだ

 

マイナーはハードフォーク(UAHF)を示唆したのだがこれはかなり危険ではないかと各方面から多くの反対意見が噴出

 

そこで新たに提案されたのがSegWit2xになる

 

このSegWit2xは、中国の大手取引所であるOKCoin、BTCC、Huobiやビットコイン関連の開発に携わるBixinなど、中国の主要なビットコイン関連企業が支持を表明

 

SegWit2xとは?

 

SegWit2xとはDegital Currency Group(デジタル・カレンシー・グループ)のバリー・シルバートCEOが提案した案

 

SegWitをUASFよりも大きな2MB(メガバイト)にするというもので、コア開発者側の提案(SegWit)と互換性がある

 

コア開発者が提案するSegWitとマイナーが示唆したハードフォークの折衷案として割と好評であった

 

SegWit2x案は、ビットコイン全ユーザーの80%から合意が得られれば実行されることとなっており、その合意が得られたのが7月21日、そうまさに昨日だったのだ

 

「SegWit2x」案や「UASF」案の支持率を見られるのが以下のサイトでチェックできる

Bitcoin Blockchain statistics - XBT.eu

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結論としてはSegWit2xが勝利し、先に述べた暴落からの暴騰が起こった

 

これはハードフォーク(UAHF)による分裂が起こらないだろうとの推測から、混乱はなくなったと思われてのことだ

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しかし、実はここで話は終わらない

 

 

分裂した場合はどちらかが消える?


今のところはビットコインの8月1日分裂は回避されたとみて暴騰が起こっている最中であるが今度は各取引所からこのような声明が出た

 

日頃よりZaifをご利用いただき誠にありがとうございます。

先日お知らせいたしました、「8月1日に予期されるビットコイン分岐リスクに向けた対応」の分岐時期について、当初8月1日からの予定でしたが、BIP91によるソフトフォークの発生により、7月23日より対応することとなりましたので、下記の通りご報告させていただきます。

入出金の停止に関しては、取引所でお預かりしているお客様のBTC資産を確実に保全するための処置です。取引所に預けたままにしておいても、フォーク後のBTCや派生した仮想通貨の資産を失うことはありませんのでご安心ください。

【入出金停止予定】

■ビットコイン入出金の停止
■カウンターパーティートークンの入出金の停止
■Zaif Payment BTCネットワーク上での決済のみ停止
2017年7月23日午前中に停止処置を行い、正午までに停止いたします。

【停止しないサービス】

■BTC/JPYを含む取引所による仮想通貨の取引サービス、簡単売買による販売・買取は停止しません
■ビットコインおよびカウンタパーティトークン以外の仮想通貨(XEMおよびMONA)の入出金は停止しません
■日本円の入出金は停止しません
■Zaif PaymentにおけるBTC振替による決済は停止しません(Zaifアカウントからの出金によるBTCネットワークを経由しない決済)

 

 

 

2017年7月23日、ビットコインについて分岐が発生する可能性がございます。当初同様の分岐は同年8月1日に起こると予想されておりましたが、同年7月21日時点において上記日時に繰り上がる可能性がございます。

 

本件は2017年7月23日に起こり得る分岐についての対応方針であり、同年8月1日に起こる可能性が高いとされる「Bitcoin Cashに係るビットコインの分岐」についての対応とは無関係です。

Bitcoin Cashに係るビットコインの分岐に対する方針は下記をご参照下さい。
「Bitcoin Cash」に係る対応方針と一部機能の停止について:
https://coincheck.com/blog/4042

 

関連記事

【2017年8月1日】Coincheckサービスにおける一部機能の停止に関するお知らせ
https://coincheck.com/blog/4023

 

■日本仮想通貨事業者協会(JCBA)
8月1日に予期されるビットコイン分岐危機に向けた対応について(その2) 7/21公開:
http://cryptocurrency-association.org/2017/07/21/20170721_news/

8月1日に予期されるビットコイン分岐危機に向けた対応について:
http://cryptocurrency-association.org/2017/07/18/20170718_news/

よくある質問:
http://cryptocurrency-association.org/2017/07/20/20170718_qa/

 

■ビットコイン分岐に関する背景
2017/8/1にビットコインに何が起こるのか?BIP-148の意図していることについて:
https://coincheck.com/blog/3779

【7/18追加】2017/8/1にビットコインに何が起こるのか?その2 UASF,SegWit2x,UAHF:
https://coincheck.com/blog/4028

ビットコインに訪れた“成長痛”–8月1日に予期される「フォーク」とは:
https://japan.cnet.com/article/35104451/

 

 

入出金の停止について

万が一分岐した状態が継続した場合、送金処理の確定が困難となることから、ご利用者様の資産を保護するため、下記停止日時において、ビットコインの入出金、また決済機能を一時停止といたします。

 

■停止日時
日本時間2017年7月23日 正午12:00
状況により、予告なく時間が前後する可能性がございます。ご迷惑をお掛けいたしますが、ご了承くださいますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

■影響のあるサービス
・Coincheck
・Coincheck Payment

 

■影響のある機能
・ビットコインの入出金
・決済機能
・Coincheck以外のウォレットからの送金(Coincheckウォレットでの受け取り)
・Coincheck以外のウォレットへの送金(Coincheckウォレットからの送金)

 

再開日時は未定でございますが、弊社にてご利用者様の資産が保護できることを確認した後、数時間〜数日にて再開を見込んでおります。

 

 

■詳細
上記停止日時以降、「Coincheck以外のウォレット」から「Coincheckウォレット」へのご入金を行わないよう、お願い申し上げます。万が一入金してしまった場合、残高への反映は入出金機能の再開後となります。

また上記停止日時以降、「Coincheckウォレット」から「Coincheck以外のウォレット」への送金は停止致します。

 

入出金 ご利用について
Coincheck→Coincheck 通常通り入金が可能
外部ウォレット→Coincheck 上記停止日時以降、
入金しないようお願い申し上げます
Coincheck→外部ウォレット 上記停止日時以降停止

 

 

 

 

一般のニュースではこんな記事も

news.goo.ne.jp

仮想通貨の取引所を運営する事業者などが加盟する日本仮想通貨事業者協会は21日、「ビットコイン」取引の一時停止を23日に前倒しすると発表した。

当初は8月1日としていたが、基盤システムが二つに分離される時期が前倒しになる可能性があるため、これに合わせることにした。

 

 

実はこのニュースでは少し勘違いしているところがある

 

 

 

これはSegWit2xがロックインしたことによりアクティベートが始まるのであるが、その際に既存のチェーン(レガシーチェーン)と競合が生じ若干不安定になるということ

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ソフトフォークによりレガシーチェーンは破棄されるようになっているがそのブロックが稀にそのまま伸びてしまい二重に存在している形になってしまう

 

結局は消えてしまうのだが、その二重で存在している間に何かしらの不具合が生じてしまう可能性もあるため各取引所は取引の停止を23日にやりますよということだ

 

 

 

 ビットコイン キャッシュの登場?

 

一方で、当初の8月1日の話には全く無かった話が急きょ浮上もしているのだ

 

「ビットコイン・キャッシュ(Bitcoin Cash)」による分岐である

 

中国マイニング企業ビットメイン(Bitmain)とビットコイン・アンリミテッド(BU:Bitcoin Unlimited)をベースとする一派が、ビットコインからスピンオフを行うというのだ

 

ビットコイン・キャッシュは決済システムとしての規模を追求する方針で、ブロックサイズを8MB(メガバイト)に拡張し、上限をマイナーの合意で変更できる仕組みを備える

 

Bitcoin Cash | Home

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ただし、この分岐はすぐさま危険であるという見方をされてない状態でもある

 

双方のチェーンは二度と交わることなく完全に別れることができるような策(リプレイプロテクション)が施されているようで、ビットコインや取引が消えたりするようなことはあまり考えられないとの見解だ

 

各取引所やその取引所が加盟している関連団体もこのように発表している

 

 

Bitcoin Cashを取り扱う場合の流れ


Bitcoin Cashの取り扱いについては弊社にて状況を判断後、対応を検討いたします。

取り扱いの対応を行う場合、以下の条件に当てはまる方には分岐日時において保有しているビットコインと同量のBitcoin Cashを付与いたします。

 

 

 

Bitcoin Cash(BCC)の分岐対応について


BIP148(UASF)による8月1日の分岐(ソフトフォーク)の可能性はなくなりましたが、新たにBitcoin Cashと呼ばれるコインが、ビットコインからハードフォークし分岐が発生する可能性が出てきております。

この場合、新しくブロックチェーンが形成されることになるため、ビットコインと同数のコイン(BCC)が新たに発生します。

ビットバンクは、これに対し以下のとおり対応致します。

 

 

BCCのハードフォーク日時予定


8月1日(火) 21:20(JST)に予定されております。
詳細は http://bitcoincash.org/ をご確認ください。

 

 

分岐したコインの付与について


Bitcoin Cash等の分岐計画によりビットコインが複数に分裂した場合、お客様が停止時点で保有するBTCと同数のコインを、8月2日以降に全額付与します。

 

 

8月1日に予期されるビットコイン分岐危機に向けた対応について(その2) – 日本仮想通貨事業者協会(旧 仮想通貨ビジネス勉強会)

 

3. その他


 8月1日に予想されるハードフォークが発生した場合には、ビットコインに加えて同数のビットコインキャッシュが発行されることとなりますが、新たに発行されたビットコインキャッシュの保有者が誰になるかは各会員とお客様との間の契約に基づき決定されますので、お客様ご自身が8月1日時点でどの程度ビットコインキャッシュを保有することとなるかについては、会員が発信する情報等により、ご確認ください。

なお、この分岐によってビットコインの価格が必ずしも半分になるわけではなく、一方、ビットコインキャッシュの価格が必ずしも分岐前のビットコインの価格の半分から始まるわけではありません。

この分岐の後、双方の仮想通貨は、それぞれ別の仮想通貨として独自に価格が形成されますので、お客様の保有資産の総評価額がどのような額となるのかは予想が困難です。

 

 

これを受け巷では様々な反応が起こっている

 

 

 

 

取引所 Bitcoin Cash
bitFlyer 付与
bitbank 付与
BItPoint 付与
Coincheck 検討中
Z.com 検討中
FISCO 検討中
Zaif 記載なし
FireX 記載なし
みんなのビットコイン 記載なし
quoinex 記載なし

検討中が多く、中にはBitcoin Cashについて記載されていないところもありました。

記載なしと書かれているところも、もしかしたら口座開設者には個別で通知していたり、ホームページのわかりにくいところに書かれていて自分が見つけられなかったかもしれません。

 

 

 

 

 

 

ビットコインがもし複数に分裂した場合、市場はどう動くか?

 

様々な思惑が交錯し、なかなか追いきれていない人も多い状態ではあるが一番気になるのは今後の市場の動向だ

 

レアケースとはなるが万が一、想定される中で最悪の状況が生まれるとしたらこのような形だ

 

このように多数の分裂を繰り返してしまった場合、市場がどう動くのか、どのビットコインが生き残るのかは専門家でも全く想定できない領域に入ってくるだろう

 

 

ビットコインは成長期まっただ中。分裂は今後も起こりうる?

 

ただ、一つ言えることはフォークそのものはハードフォークもソフトフォークもこれまで何度も起きており、仮想通貨にとって決して珍しいことではない

 

現在、時価総額でビットコインに次いで2位のイーサリアム(ETH)は過去にハードフォークを経験している

http://coinmarketcap.com/#JPY

coinmarketcap.com

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イーサリアムは2016年7月20日にハードフォークして、イーサリアム(ETH)とイーサリアムクラシック(ETC)という2つの通貨に分かれた

 

双方が現在どうなっているかというと、ハードフォーク直前の7月1日から20日のイーサリアム(ETH)の価格は1,000~1,200円で推移

 

20日のフォーク後もイーサリアム(ETH)の価格は1100~1200円で推移し、特段大きな変化は見られなかった

 

一方、イーサリアムクラシック(ETC)の価格はハードフォークから数日後に400%超の急騰を見せて一時約650円(7月26日)までになる

 

イーサリアム(ETH)の価格の半分近くに迫ったことになる

 

このままイーサリアムクラシック(ETC)はイーサリアム(ETH)を超えるかと思われたが、ハードフォークからおよそ10日後、1ETC=約220円、1ETH=約1,100円という価格帯に落ち着く

 

それから2017年になり暴騰し、イーサリアム(ETH)は約2万4,000円、イーサリアムクラシック(ETC)は約1,770円となっている

 

 例え、分裂が起ころうともまだまだ成長著しい仮想通貨の分野、しかもその代表的な存在であるビットコインはこれからも成長を続けると思われる

 

 

 今後の予定、SegWit2x後のハードフォーク?

 

実はSegWit2xにはその後がある

 

その次に予定されているブロックサイズ引き上げ2MB(メガバイト)へのハードフォークだ

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今回のSegWitアクティベートは、それを行う代わりに、ブロックサイズを引き上げるハードフォークを後日行うという政治的な協定(NY協定)のもとに合意に至っている

 

NY協定

btcnews.jp

バリー・シルバート率いるDigital Currency Group(DCG)は23日、ニューヨークで開かれたConsensus 2017に合わせて、最大手マイナーBitmainを含む21カ国56社で合意しハードフォークを実行すると宣言した(Bitcoin Scaling Agreement at Consensus 2017)。

合意に至ったハードフォークの元になるのは、RSK LabsのSergio Demian Lernerにより3月31日にメーリングリストで提案された「Segwit2Mb」と呼ばれるアイデアだ。これは、Segwitがアクティベートに至れば、6ヶ月後にブロックサイズを2MBに拡張するコードを予め約束事としてソフトウェアに組み込むというもの。Segwitのアクティベートに難航し、BitcoinUnlimitedによるエマージェント・コンセンサスの危険性も指摘された今、バリー・シルバートが旗印を掲げたことで、マイナーや事業者の支持を一身に集めた格好だ。

同協定は元々のSegwitアクティベーションに必要だった95%ではなく、80%の支持を得ることができればSegwitの有効化が確定する。

 

 

時期はSegWitのアクティベートの約3ヶ月後くらいとなっている

 

おおよそ2017年11月にその時期が訪れることになる

 

しかしながら、実際にこの2MB(メガバイト)・ハードフォークが実行されるのかどうかはまだ不透明

 

もし、ここで支持が得られなかった場合は、SegWit2x案を実行する側とそうでない側とに分裂する可能性もあるのだ

 

今のところマイナーの多数がこれに賛同している

 

しかし、反対者も存在し、普通に実行すればビットコインは分裂することになる

 

明日からの取引所でのビットコイン取引停止のように急きょ変更が入る可能性も多いので常にチェックは必要かもしれない

 

最新情報は取引所のツイッターアカウントから取得するのが一番早いのでフォローをお勧めする

 

 

 

 

 

 

2017年12月に起こるビットコイン分裂スケジュールはこちら

www.tanakashigeru9.com

 

2017年8月1日ビットコイン分裂(ビットコインキャッシュ誕生)についてはこちら

www.tanakashigeru9.com

 

 

 

 

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