【応用編】現代最強の投資法が2018年の日本で見つかってしまう
前回の記事を見てから楽天証券を使って『つみたてNISA』を賢くやっている人も多いと思うが、今回はその応用編的な内容となる
楽天証券つみたてNISAのメリットを改めて知りたいという人は前回の記事から読んでほしい
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楽天証券でつみたてNISAをやっていると気付く人も多いと思うが、つみたてNISAは毎日積立が行われているわけではない
基本的には平日に積み立てられており、週5日しか積立が実行されていないのだ
「でも、それだと思ったほどポイントが貰えないな・・」、「もっと投資効率を高めたい・・」なんて考える人も出てくるだろう
実は楽天証券にはそんな思いをカバーしてくれる素晴らしい仕組みがまだ眠っている
安定的な投資スタイルをさらに安定化し盤石なものにしてくれる
楽天証券を極めてさらなる投資効率の改善を図っていこう
- 楽天証券の『特定口座』で日・月でも楽天スーパーポイントをゲットする
- 楽天証券の『特定口座』を解約したくなったときは?
- 『LINE Pay』で3連休にも対応してさらに楽天スーパーポイントをゲットする
- 『LINE Pay』を現金に戻したいときは?
楽天証券の『特定口座』で日・月でも楽天スーパーポイントをゲットする
楽天証券のつみたてNISAでは早朝4時ごろに買い付け資金が口座から引き落とされ、その日の15時に注文が約定する仕組みになっている
基本的に楽天証券が休みとなる土曜日・日曜日には買い付けが発生しない
ただ、月曜日分の買い付けは当日ではなく前の週の土曜日に口座から引き落とされる仕様となっているため、日曜日と月曜日に引き落としが行われず、その2日間はポイント付与も発生しない 仕組みだ
その日曜日・月曜日をカバーするのがつみたてNISA口座ではなく特定口座での投資信託購入だ
つみたてNISAでの自動引き落とし&注文が通らない日曜日や月曜日でも特定口座であれば手動で注文することができるのだ
楽天証券のトップページから『投信』⇒『注文』をクリックし好きなファンドを選択する
ランキングなどから選ぶのもいいが、つみたてNISAと同じ銘柄を購入しておけば銘柄数が増えて混乱することもないのでそちらをおすすめする
※銘柄は同じだが管理は『つみたてNISA口座』と『特定口座』で別扱いとなる
日曜日と月曜日では注文のタイミングを変える必要があるので先に解説しておこう
『土曜日のつみたてNISA注文(自動)』と『日曜日の特定注文(手動)』はどちらも月曜日のPM3:00に約定する
『月曜日の特定注文(手動)』は上記の『土曜日のつみたてNISA注文(自動)』と『日曜日の特定注文(手動)』が約定してからでないと注文ができない
ただし、銘柄が分散してもいいならのなら月曜日のPM3:00になる前でも買うことは可能となる
※同銘柄の重複注文がNGとなるため、日曜日の銘柄と違うなら注文できる
楽天証券の『特定口座』を解約したくなったときは?
特定口座で日曜日と月曜日に手動注文をすることで、つみたてNISAの積立が実行されない日にも楽天ポイントをゲットできるようになったが・・ここで一つ問題が出てくる
つみたてNISAは『非課税枠』あるためメリットが大きい投資手段となりえるが、特定口座で投資信託を購入した場合、利益に対して20%が課税されてしまうことになる
つみたてNISAで賢く上手に積立をしたい人からしたら課税される特定口座での買い物は余計なのだ
その場合には解約という手段があるのだが、ここに大きな落とし穴がある
楽天証券のつみたてNISAでポイントが発生する仕組みは楽天証券の残高が0円であることが必須となるのは過去の記事でも解説したとおりだ
しかし、保有している投資信託を解約するとその売却分が楽天証券の残高として残ってしまう形となる
楽天証券に残高が発生してしまうと楽天銀行からスイープが起こらない
楽天銀行からスイープが起こらないということは楽天ポイントも付与されないのだ
「だったら、つみたてNISAの注文が入る前に楽天証券の残高を0円にすればよくない?」
と考えるところであるが、楽天証券で投資信託や株式を解約するとその売却分は約3日ほどは保留状態となってしまってすぐには出金できないのだ
そして出金できないにも関わらず、楽天証券にはその残高から投資信託や株式の購入ができてしまうシステムがあるため、つみたてNISAの注文も通ってしまうのだ
こうなると1日に付与される45ポイント、合計3日で135ポイントが付与されず非常にもったないことになる
唯一この解約のデメリットを回避できるのがこれから紹介する『指定日出金』と『ファンド休業日』を組み合わせた裏技だ
まずはファンド休業日を楽天証券の取引ガイドから確認できるので見てみよう
多くのファンドが同じ日に休業日となるケースが月に1回程度あることはすぐに分かるだろう
チャンスは月一とそれほど多くないと覚えておこう
では、ファンド休業日となりやすい月曜日を例にして解説していきたい
ファンド休業日が月曜日であった場合、月曜日の約定がないため、まず土曜日の自動引き落としが起こらない(注文が入らない)
土曜日に注文が入らないということは、そのタイミングで解約処理が終わっていれば楽天証券に残高が残っていようと引き落としがかかる事はない
つまり、その土曜日に合わせて解約&出金が実行されるように事前に準備をしておくのだ
祝日などが入らない限り、基本的には上の図のように2日前である木曜日に解約注文を出しておけば土曜日には出金できる流れとなる
トップページから『投信』⇒『注文』⇒『解約注文』⇒『解約』と進もう
解約注文画面に移ると解約口数を決めるのだが、ここではテクニックとして1口だけ残して解約したほうがいいだろう
全部解約とすると保有銘柄の一覧からも消えてしまう
少しでも口数が残っていれば一覧が残るので保有銘柄のチェックも比較的楽にできる
解約注文が完了したら次は出金となるが、解約注文が通るのが金曜日のPM3:00となる
そして出金の操作が可能になるのが2日後の土曜日となるので、忘れずに土曜日に出金手続きを進めよう
出金はトップページから『入出金・振替』⇒『出金』⇒『指定日出金』
『指定日出金』というのは、当日に出金するのではなく先日付で出金できる機能だ
投資信託の売却分をあらかじめ先日付で出金指定しておくことで証券口座に残った残額を使われないようにロックすることが可能になる
出金可能額が最大額になるもっとも早い日付を選んで指定日出金を行う
指定日出金が終わったその日のうちに特定口座で投資信託を購入すれば、当日のポイントをゲットできるので忘れずに行おう
入出金受付状況画面で見ると出金額が手続中でロックされたまま、つみたてNISAがいつも通り楽天銀行からスイープされているのが分かるだろう
事前の計画と準備が必要とはなるが、手順通りに進めていけば楽天ポイントをゲットするために買い続けていた特定口座も綺麗に清算ができる上にポイントも取りこぼさないようにできる
『LINE Pay』で3連休にも対応してさらに楽天スーパーポイントをゲットする
ただし、この方法(『指定日出金』と『ファンド休業日』)は土曜日・日曜日が休みとなる普通の週の話になる
例えば3連休以上となるような週があった場合は、連休で重複注文になってしまうため別の銘柄を購入して対応していくしかない
そこまでして管理銘柄を増やしたくないという人は『LINE Pay』を使って対策を講じていこう
LINE PayというのはメッセージアプリのLINEが提供する決済サービスだ
LINEアプリの中に機能として既に実装されているので、その場ですぐに利用登録することが可能となっている
そしてLINEに実装されているので当然無料で使える
ここまで説明すると分かるとは思うが、LINE Payへの楽天銀行口座チャージを行うとハッピープログラムの対象となり楽天ポイントも付与される
詳しいチャージ方法については下記のLINE公式サイトから確認してほしい
LINE Payも楽天証券のつみたてNISAと同じように1日15回が限度となっているのだが、
LINE PayとつみたてNISAの回数は合算されるので両方合わせて15回が上限となると覚えておこう
つまり、1日に両方やって30回分のポイントをゲットする事はできないということだ
『LINE Pay』を現金に戻したいときは?
LINE PayもつみたてNISA同様に100円からのチャージに対応しているが、LINE Payは現金化したいときには別途216円の手数料がかかる
現金化すると手数料が高めなので、そのままLINE Payで買い物の支払いに充てる方が負担も少ないかもしれない
LINE Pay支払いはコンビニやスターバックスなどかなり多くの店舗で利用できるので使い道は多そうだ
特定口座での投資信託もLINE Payチャージも自動ではなく手動での操作となるので自動化されているつみたてNISAと比べると少し面倒と思われるかもしれない
ただ、年間70日以上ある土日祝のポイントをみすみす逃すのももったいない
攻略法をしっかり理解して賢く投資をしていこう
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