タナカシゲルの仮想通貨ブログ

仮想通貨ブロガー・投資家。IT→保険業界へ転身、保険系ブロックチェーンを中心に呟く。あとは個人的な雑記など。内容や更新頻度などは期待しないで。

事故でムカついたので本気で探した結果、おすすめできるドライブレコーダー見つけたので書いとく

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事故は突然にやってきた(いや、ほんとうに・・)

 

いつもの道を走っていたら、向こうから車が来たので広い場所で車を端に寄せて待機していた

 

『ガン!』

 

最初は何が起きたか分からなかったのだが、相手の車が正面から突っ込んできてぶつかったのだ

 

今まで感じたことのない凄まじい衝撃に心臓がバクバク鳴っている

 

思考がいったんフリーズして少しして状況を理解する

 

『おいおい、どうやったら停まってる車にぶつかってこれるんだ!?』と怒りがわき上がってくる

 

車を降りたが相手は一向に車から出てこようとしない、誰かに電話をしているようだ

 

窓ガラスをコンコンと叩くと運転手の老人がこちらを一瞥(いちべつ)してまた電話で誰かと話している

 

ぶっちゃけ、この時点で凄く怪しい雰囲気がしてきてたのだが、相手も動揺してるんだろうと無理やり自分を納得させていた

 


しかし・・・その後、警察を呼んで事故状況を説明してると驚きの展開に発展する

 

事故相手おじいさん『道が狭くてぶつかってしまった、たぶん相手の車も動いていたと思う・・』

 


は?え???

 


まあこの後の展開は想像できるだろうが、こっちは端に寄せて停まっていた、相手のおじいさんは2台とも動いていたと主張は平行線のまま

 

保険会社が入るも結果的に『お互い悪いよね』の痛み分け

 

(いや、おかしい、そんな馬鹿な・・・となるけど保険会社はマジでそう言います)

 

過失割合50:50というこっちからしたら信じられない結末を迎える

 

この時、事故後の警察の言葉にハッとさせられた

 

『ドライブレコーダーはないですか?』

 

必要性は前々から感じていたが、運転にもそこそこ自信があるしそのうちと考えていたのが仇になった

 

と、今となっては冷静に言えるのだが、当時は腑(はらわた)煮え繰り返ってどうやって相手を懲らしめてやろうかとばかり考えていた

 

ここから本気モードでドライブレコーダー探しを始めたのだが、価格も性能もピンキリでどれが良いのか分からない

 

ネットで探しても、おすすめランキングばかりで、どれを購入すべきかと逆に悩みが増える始末・・・

 

そんな中、時間をかけて色々と調べていくうちに実際に事故が起きたとき煽り運転に巻き込まれたときに本当に役に立つ選び方のポイントが分かってきたので、今日はそれを全部書いていきたいと思う

 

 

煽り運転、危険運転対策としても有効

 

ドライブレコーダー国内販売台数の推移

ãã©ã¤ãã¬ã³ã¼ãã¼å½å販売å°æ°

https://response.jp/article/2018/02/19/306222.html

 

まずは軽く、ドライブレコーダー周りの現状を見ていきたい

 

2017年6月に発生した痛ましい事故、東名高速道路で発生した煽り運転による死亡事故は様々なメディアで報道され記憶している人も多いだろう

www.sankei.com

神奈川県大井町の東名高速道路で6月、トラックがワゴン車に追突し、ワゴン車の夫婦が死亡した事故に関心が集まっている。車を運転する人には、とても他人事と言えない事故だったからだ。ワゴン車の前に自分の車を停車させ、事故を誘発したなどとして逮捕された男は、足でハンドルを操作する様子を知人らが目撃するなど、悪質運転の常習者だった。神奈川県警の調べに「(夫婦の夫に)注意され、頭に来たのでやった」と供述している。捜査関係者は「長距離の運転もいとわない、いわゆるドライブ好き」と打ち明ける。より罰則の重い危険運転罪の適用を求める声もあがるなど、余波は広がっている。

 

 

そのような事故もあり、2017年のドライブレコーダーの国内販売台数は38%増109万台と100万台の大台も突破している

 

基本的には事故の証拠としてドライブレコーダーを取り付けるのだが、最近の風潮として煽り運転などのトラブル対処に必要性を感じている人が多くなっている

 

では、購入している人はどのようなタイプのドライブレコーダーを選んでいるのだろうか?

 

ドライブレコーダーの選び方 

 

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https://www.bcnretail.com/market/detail/20180727_79102.html

 

2018年上半期にドライブレコーダーのメーカー別販売台数シェアでNo.1を獲得したのは『コムテック』

 

どうやら価格と機能のバランスのよさが好評な様子

 

しかも、2017年まで20万台ずつ伸びてきた販売台数は、2018年上半期に前年比60.1%増と驚異的な伸び率となっており、それぞれのメーカーで販売台数はまだまだ伸びそうな勢いだ

 

ただ、メーカーの販売シェアが分かったところで具体的にどのようなタイプが良いのか分からない人が大多数だろう

 

国内メーカー・国外メーカー問わず、あらゆる価格帯グレードのドライブレコーダーを販売しており種類がとてつもなく多い

 

では、ここからは具体的にどのようなタイプのドライブレコーダーが事故が起きたとき煽り運転に巻き込まれたときに活躍するのか解説していこう

 

 

『視野角』の広さは値段の違いに出る

 

ドライブレコーダーに搭載されているカメラの視野角は、大きければ大きいほど広い範囲を撮影することができる


衝突・接触は正面からだけではなく、横方向からも十分に考えられるため、当然の事ながら広い範囲を記録できる方がいい

 

把握できるエリアが広くなれば、より有用な映像を記録できる確率も上がる

 

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azur DRX-315 vs ドライブマン720 / ドライブレコーダー映像比較 - YouTube

同じ場所を撮影しているにも関わらず、視野角の狭い上の画像に比べて、下の画像の方が横のビルや奥の山まで収まっているのが分かるだろう

 

ドライブレコーダーは安いものでは5,000円程度から売っているが、こういう部分が価格差に反映されているのは知っておいた方がいいだろう

 

ちなみにこちらはAmazonドライブレコーダー売れ筋ランキングであるが、人気機種でも値段はバラバラなのが分かる

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では、この視野角の違いが事故の時にどのような差となって現れるか見てみよう

 

あなたは『コリジョンコース現象』というものを知っているだろうか?

 

コリジョンとは英語で衝突、激突を意味するもので、錯覚が引き起こす事故原因のひとつが『コリジョンコース現象』と呼ばれている

 

以下はJAFホームページからの引用だ

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周囲に田畑が広がっている見通しのよい交差点で、白昼にもかかわらずクルマ同士の出合い頭の衝突事故が起きることがあります。

地理的な条件から「田園型交通事故」(田園型事故)、北海道東部の十勝地方で多発したことから「十勝型交通事故」(十勝型事故)などとも呼ばれます。

 

この事故には、「コリジョンコース現象」が深くかかわっていると考えられます。

コリジョン(collision)とは英語で「衝突、激突」の意味です。
コリジョンコース現象の特徴は、ドライバーが相手のクルマが近づいていたことに気づかない、あるいは止まって見えてしまうことにあります。

 

たとえば、直角に交わる見通しのよい交差点に、同じ速度で同時に接近する2台のクルマがあったとします。

そのとき、相手のクルマは常に斜め45度で進み続けます。

するとドライバーは近づいてくるクルマを止まっていると認識し、注意を払わなくなってしまいます。
人間の視野には、物の色や形をはっきり認識できる「中心視野」と、色や形の違いや動かないものは認識しづらい「周辺視野」があります。

 

ドライバーは横から近づくクルマを「周辺視野」でとらえやすいため、交差車両が同じ速度・同じ角度で近づいてくると、クルマが動いていないように見えて、直前まで危険を認識できず衝突してしまうことがあります。

 

では、視野角の狭いドライブレコーダーを搭載した車で『コリジョンコース現象』が起こったらどのように見えるのか、実際の事故映像を見てみよう 

 

www.youtube.com

 

どこからどのように車がぶつかったのか見えただろうか? 

 

おそらく、左方から車が接近していたため、撮影している車は右にハンドルを切ったのだろうが、ドライブレコーダーではその車の映像は一切捉えられていない

 

ドライブレコーダーがあったとしても視野角が狭ければ『コリジョンコース現象』のような真横からの衝突は撮影することができないということだ

 

もし、この映像を警察や保険会社に提出したところで、厳密な過失割合を導き出すことは難しいだろう

 

どの程度の視野角のドライブレコーダーを選ぶかによってはっきりと明暗が分かれてしまうということを理解しておこう

 

 

『前後左右』に目は必要か否か

 

 

 

自動車事故の実に36.7%は追突事故だ

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第2節 平成27年中の道路交通事故の状況|平成28年交通安全白書(全文) - 内閣府

 

この事実から、『後方へのドライブレコーダーの設置は必須』と説明されることがあるがこれは誤り

 

追突事故は交通事故の中で最も割合が高いが、追突事故がその後の過失交渉でどのように扱われるのか知っているだろうか?

 

下記の図を見てほしい

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一般道路の交差点で、赤信号のため止まっていたところ追突されました。幸いケガはなかったものの、自分の車の後ろの部分がへこんでしまいました。
このような場合、追突された側にも責任があるのでしょうか?

一般道路で赤信号で停止しているときに追突された事故の場合、基本的には追突された側に責任はないとするのが基本的な考え方です。 
なお、これは基本的な割合となり、個々の状況等によっては100:0の事故とならない可能性もあります。

【過失割合】追突された場合|自動車保険|保険なるほど知恵袋|お客様とソニー損保のコミュニケーションサイト

 

そう、追突事故の被害は基本的に追突した側が100%悪くなるためドライブレコーダーによる事故の証拠を必要としないケースがほとんどなのだ

 

しかし、だからと言って後方が写るカメラが不要かと言われればそれは早計な考えだ

 

先に挙げた『コリジョンコース現象』を思い出してもらえば分かるが、前後だけでなく左右から接近し衝突してしまうケースもあり得るのだ

 

また、後方から極端に車間を詰めて煽られた場合や、スピード違反などが原因となって事故に至った場合の証拠としては前方だけのドライブレコーダーでは写すことができない

  

ちなみに、後方を映すドライブレコーダーには2種類ある

 

1つのドライブレコーダーにツインカメラが付く一体型タイプ 

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2つのカメラを前方と後方で別々に設置する分離型タイプ

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後方だけでなく左右からの衝突も録画したいので必ず一体型タイプを選ぼう

 

一体型タイプの方が価格もリーズナブルなケースが多く設置も簡単であるため、あえて分離型タイプを選ぶ必要性がない

 

下の画像のように左右後方の全方位をカバーしてくれる一体型が万能だ

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『録音機能』は意外な音も拾っている

 

事故の際に証拠能力やトラブルに巻き込まれた事を考えると音声は記録するに越したことはない

 

まず、ドライブレコーダーの目的は、事故時の証拠能力を期待してのものであり、相手の車がタイヤを鳴らしながら衝突してきたり、煽り運転などに絡まれたり脅されたり、もしもそれが事件に発展してしまうような事があれば、相手の音声も記録できる

 

特に事故時のブレーキ音、タイヤのスキール音、衝突音などはぶつかってきてた車の速度を確認するのにとても重要な要素となるため過失割合にも影響してくる

 

ただ、なかには車内で音楽をかけながら熱唱するのが趣味で聞かれると嫌だとか、浮気現場の録音を聞かれたら困るなあなんて人がいた場合にはオフにしてほしい

 

 

過失交渉のカギを握る『GPS機能』

 

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GPSとは、グローバル・ポジショニング・システム(Global Positioning System)の略称であり、衛星を利用して現在位置を把握するシステムのことを指す

 

GPSの主な役割としては、映像と地図を連動させたり、日時を自動設定したり、車の位置情報を取得したり、走行ルートや速度を記録することができるなど多岐にわたる

自動車事故における過失割合交渉には車の速度超過も含まれるが、ドライブレコーダー登場以前はその速度超過を立証することが難しく、あまり重要視はされていなかった

 

しかし、GPS搭載のドライブレコーダーは車両の位置情報を元に速度を計算し、その速度を動画上に表示する事が可能となる

 

速度が表示されていると自分に都合が悪い事が発生するケースもありえるが、逆に自分が適正速度で走っていたことも証明できるのでやはり重要になってくる

 

速度表示についてはオン/オフ機能があるため、録音機能と同様に個別の事情で設定を切り替えるのもいいだろう

 

 

夜間に活躍する『暗視機能』は必須

 

当然、夜に運転することは誰にでもあるが、ドライブレコーダーによっては暗くなると途端に視認性が悪くなる機種も存在する

 

基本的には、イメージセンサーを大型化したり、より上位のセンサーを利用したりしているものが、夜間の映像が明るく鮮明になる傾向がある

 

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http://joshinweb.jp/car/csd600fhr.html

 

晴れの日であればギリギリ確認できる程度でも、雨天や霧が発生している状態であった場合では、ほとんど写ってないケースもあるのだ

 

夜間でもクッキリと映像が残るドライブレコーダーを選択する必要がある

 

最近ではこのナイトビジョンが搭載されているモデルが多く、あまり気にする必要はないが低価格モデルにはかなり暗くなりほとんど映っていないケースもあるので注意が必要だ

 

 

ドラレコは精密機械だと認識すべき、『日本製』ブランドの買替補償金制度

 

実はドライブレコーダーの耐久性についてはあまり認識されていない面が強い

 

機能面や価格について言及されることは割と多いのだが、どの程度の耐久力があるのかは置き去りにされている

 

例えば、買ったばかりのデジカメやスマートフォンを真夏の炎天下でダッシュボードに置きっぱなしにしたりするだろうか?

 

これはJAFが真夏の8月に行った車内温度の変化を調査した結果だ

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http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/usertest/temperature/detail2.htm

 

真夏の炎天下で駐車している車の車内温度は50度を超え、とても人が耐えられる状態ではない

 

しかも、ダッシュボードにおいては80°C近くまで上昇し火傷を負うレベルだ

 

フロントガラス付近に設置されているドライブレコーダーは常にこの環境下に置かれているのだ

 

ネットで探してもらえば分かるのだが、5,000円程度のドライブレコーダーでは1年未満で使い物にならなくなるケースも散見される

 

中にはわずか数時間でパネルが熱で溶けてしまうような状況も報告されているのだ

 

ドライブレコーダー本体は大丈夫であっても記録装置であるSDカードが壊れてしまうケースもある

 

特に低価格帯のドライブレコーダーに同梱されているSDカードはよく分からないメーカーの雑な作りのものも存在するのでそちらも注意が必要だ

 

デジカメやスマートフォンと同じような精密機械であるドライブレコーダーは常に過酷な状況に置かれていることを再認識する必要があるだろう

 

過酷な状況にも強いドライブレコーダーを選ぶならまずは保証期間の長い『日本製』を選ぶのがベターだろう

 

保証期間が長く設定されているということは、メーカー側もそれだけの期間故障しないように作り提供している事を意味する(もし短期間で故障するなら永久に保証し続けることになる)

 

最長では5年まで保証するメーカーも存在するため、積極的にそのようなタイプのドライブレコーダーを選ぶことが必要だろう

 

また、交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度というのをご存知だろうか?

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交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度とは?


交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度とは、ドライブレコーダー協議会により企画された制度です。

事前にご登録いただいたドライブレコーダーを設置した車両でレッカー搬送を伴う交通事故にあわれた場合に、ドライブレコーダーの再購入費用及び諸経費を補てんする目的で、ドライブレコーダー協議会から一律4万円の補償金が支払われます。

補償金額:一律4万円

ご加入費用:無料(費用がメーカー負担します)

補償期間:登録日の翌日より1年間

 

2018年9月13日現在、「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」対象のメーカーは以下となる

 

セルスター工業株式会社

株式会社ユピテル

株式会社JVCケンウッド

hp(ヒューレットパッカード)日本地域認定代理店 株式会社プロジェクト琉球

トヨタ部品大阪共販株式会社

エレコム株式会社

株式会社ポスタリテイト

株式会社ワーテック

 

主に国内のドライブレコーダーを販売するメーカーが、この制度に加盟している

 

 

意外な盲点、あると便利な『動画再生機能』の落とし穴

 

ドライブレコーダーと聞くと、動画を再生するための画面がついている形を想像する人も多いだろう

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自分の運転を確認したり、ちゃんと写る角度になっているか微調整をしたりと何かと便利な機能であるが、これが事故の時に思わぬ落とし穴を生んでしまう可能性があるのだ

 

冒頭で挙げたリアル体験談を思い出してほしい

 

事故現場に急行した警察官に『ドライブレコーダーはないですか?』と聞かれたのだが、最近ではこの問答がごく一般的になっている

 

ドライブレコーダーが普及するにつれ、確実な状況証拠となるため警察もまずは動画が残っていないのか確認するのだ

 

当然の事ながら、ドライブレコーダーが存在すれば事故当時者2人と警察官の合わせて3人で動画を確認する

 

しかし、考えてみてほしい

 

万が一、『自分が不利だな・・・』と思っている事故の時に、あなたはその映像をその場で確認してもらいたいだろうか?

 

まずは自分で確認して、問題がなければ警察官や事故相手に見せることは構わないだろう

 

しかし現場ではそうはいかず、どういう状況であろうと全員で確認することになってしまう

 

ドライブレコーダーを自分で購入して自分で設置しているにも関わらず、自分の不利な場面も晒してしまわなければいけないのだ

 

相手もドライブレコーダーを付けていればまだしも、付けていない場合にこれは納得いくようで納得いかない話だ

 

そのような時に、

 

『ドライブレコーダーはあるけれども見せたくありません』

 

『ドライブレコーダーが壊れていて映っていません』

 

などと言い訳すれば?と考える人も出てくるだろう

 

しかし、このような説明をすれば警察官の心象は当然悪くなるし、壊れたと言ったのに後から『やっぱり映ってた』と提出する場合にはそもそもの証拠能力を警察に疑われる可能性も高くなるのだ

 

しかし、再生機能が付いていないドライブレコーダーや、再生ソフトがなければ見ることのできないドライブレコーダーであれば、当然その場での提出は不可能になる

 

自分で確認した後に、『帰って確認してみたけど写っていなかった』という言い訳も通用するのだ

 

万が一、自分に不利な映像が残っていたとしてもその映像を出すか出さないかは自分次第という猶予が与えられることになる

 

少しズルいようでもあるが、そもそも自分がドライブレコーダーを付けていなければ存在していない映像なのだからこのくらいの狡猾さはあっても許されるだろう

 

 

『駐車監視』がなぜ必要なのか考える

 

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ドライブレコーダーを検討するときに選ぶポイントとして挙がるのが駐車監視機能だ

 

駐車監視機能というのは、車のエンジンを切った後も録画してくれるドライブレコーダーの機能の1つだ

 

ドライブレコーダーは走行中の事故や煽り運転の対策として使われるが、駐車監視機能付ドライブレコーダーを選べば、駐車場での当て逃げや盗難・いたずらの証拠を残すことが可能となる

 

当て逃げなどで車に傷がついてしまった場合は、加害者を見つけ出すことができないと、自身が加入している車両保険を使えないこともある

 

あるいは使えたとしても保険使用で翌年の保険料アップに繋がってしまう

 

加害者の車のナンバー等を映像として証拠を残しておくことが自身を守るポイントとなる

 

しかし、実は個人的にはあえて付ける必要がない機能だと考えている

 

駐車中の当て逃げについてはたしかに時々起こる事であるが、頻度としては交通事故に比べると圧倒的に少ない

 

また、最近の駐車場には防犯カメラが設置されていることが多く、一応は設置者の許可が必要であるが、手続きを踏めば提供してもらえることも多い

 

感情論で言えば一番むかつくパターンであるが、損害についてもそれほど大きくなる事は少なく活躍の場面は少ない

 

特に一番大きなデメリットは、動力を車のエンジンに頼る通常時のドライブレコーダーと違い、ドライブレコーダー本体のバッテリー駆動に切り替わるためドライブレコーダーへの負担が大きくなるのだ

 

負担が少ないタイプの駐車監視機能もあることにはあるが、今度は録画精度が低くなり肝心の場面が映っていないという難点もでてきたりする

 

当然、ドライブレコーダーも駐車監視機能が付いていればそのぶん高額になる

 

ドライブレコーダーの消耗を早めてまで駐車時の監視が必要かと考えたときに多少の疑問は残るだろう

 

ドライブレコーダーは裁判に役立つか?

 

ドライブレコーダーがまだそれほど普及していない時代には、その動画の証拠能力が疑われる時期もあったが、現在では警察がドライブレコーダーを参考に事故対応をはかるように裁判でも有効だ

 

最新式のドライブレコーダーは画像解像度も高く、裁判の証拠としても通用するし、警察もドライブレコーダーの搭載を推奨しているくらいだ

 

また、交通事故の交渉が難航し、最終的に裁判にまで発展してしまった場合でも、自分に不利な証拠まで裁判で提出する必要はない

 

これは先にも述べたが、動画再生機能がある場合には、事故現場で警察と一緒に確認できてしまうため、裁判まで発展した場合には不利に働く可能性がある事も頭に入れておきたいところだ

 

 

 自動車保険のドラレコ特約は使えるのか?

 

最近では自動車保険にドライブレコーダー特約というものも登場してきている

 

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東京海上日動火災保険の「ドライブエージェントパーソナル」と損害保険ジャパン日本興亜の「ドライビング!」は通信機能を持つドライブレコーダーを搭載。事故発生時は映像を自動で記録、送信する。

 東京海上は17年11月に事故防止支援サービスを強化。片寄り走行、前方車両接近時に「走行レーン・車間距離にご注意ください」などと注意喚起する。

 損保ジャパンが18年1月に本格導入したサービスでは、綜合警備保障(ALSOK)が事故現場に原則30分以内に急行し、救急車の手配や事故状況の聞き取りなどをする。

 これらの保険会社のサービスは自動車保険の加入が前提で、通常の自動車保険料に月300~850円の特約料を支払う。

高齢の親「逆走してます」 損保が運転見守りサービス|マネー研究所|NIKKEI STYLE

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https://www.logi-today.com/324658

 

ドライブレコーダー特約に加入すると、保険会社から専用ドライブレコーダーが送られてきて設置することができる

 

通常のドライブレコーダーと違うのは、万が一事故が発生した時にもその事故動画が保険会社に自動発報されすぐに確認ができる点だ

 

また、必要に応じて救急車の手配やレッカー業者の手配などを即座にやってくれるのだ

 

月にすると800円程度の特約保険料がかかるので、年額1万円弱ほどの費用となるが、様々な機能がついたドライブレコーダーが使えることになるので非常に便利と言える

 

ただ、デメリットを挙げるならば、これは購入ではなく貸し出しとなるため設置する期間はずっと特約保険料を払い続ける必要が出てくる

 

数年間付け続けることを考えた場合には自費で購入したほうがコストパフォーマンスがよくなる

 

また、基本的には前方だけが映るタイプのドライブレコーダーしかないため、左右後方からの衝突には対処できない可能性が高い

 

ドライブレコーダーの購入すら面倒だという人には需要があるだろうが、ドライブレコーダーに興味を持ってこの記事を読んでいる人にはおそらく向いていないだろう

 

 

 おすすめの最強のドライブレコーダーは?

 

さて、ここまで様々な観点からドライブレコーダーに必要な機能、そうじゃない機能を挙げてきたが、これらを全て満たすドライブレコーダーは意外と少ない

 

もう一度ポイントをおさらいすると下記の8点となる

 

1.『視野角』の広さが必要
2.『前後左右』を映せるツインカメラが必要
3.『録音機能』が必要
4.『GPS機能』が必要(速度表示)
5.『暗視機能』が必要
6.『日本製』かつ『買替補償金制度』が必要
7.『動画再生機能』は不要
8.『駐車監視』は考慮しなくてもいい

 

さらにここにコストパフォーマンスも加えたい

 

いくら高機能であってもドライブレコーダーも消耗品であるため、あまり高額であると買い替え毎に高額な出費が伴うことになる

 

価格も含めて全ての条件を満たすドライブレコーダーは実は数あるドライブレコーダーの中でもこの1台に絞られる

 

その最強のドライブレコーダーはこれだ!

 

また、速度表示に必要なGPSユニットも別で必要となる

 

セルスターという会社はレーダー探知機でも有名な電子機器メーカーで、ドライブレコーダーにレーダー探知機との連携モデルがあるのが特徴だ


また、実売価格が1万円代後半~2万円を超える高級モデルが多く、3年間の長期メーカー保証がついていて安心感が高いのもセルスター製ドライブレコーダーの特徴となる

 

ただ、ドライブレコーダーの中には4万円を超えるタイプも数多く存在するため、2万円前後の価格で買え、さらにツインカメラであるセルスターCSD-390HDは格安の部類のドライブレコーダーとも言える

 

 

 数多くあるドライブレコーダーの中で事故が起きたとき煽り運転に巻き込まれたときに本当に役に立つドライブレコーダーが欲しいのならばこの1台で決まりだ

 

 

もし、もう少し高くてもいいよってことなら上位機種として駐車監視機能付きもあるのでこちらを検討してみてもいいかもしれない

 

 

 

設置についてはディーラーなどに持ち込めば有料となるが、5,000円程度でしっかりと取り付けてくれる

 

配線もうまく隠してくれるので自分で取り付けた経験がないならお願いしたほうが無難だ

 

 

ついつい後回しにしがちなドライブレコーダーだが、今日明日どんな事故に巻き込まれるか分からない

 

事故で痛い目に遭い後悔した立場だからこそ、思い立ったらすぐに取り付けることをオススメする

 

 

ただ、一番重要なのは事故に遭わない安全運転を心がけること

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